サイドボードの選び方|後悔しない5つのチェックポイント【メーカー解説】
サイドボード、キャビネット、リビングボード ——
家具を探し始めると、似たような名前が並び、どれを選べばいいか分からなくなる。そんな経験はありませんか?
実は、この3つに明確な定義はありません。メーカーや販売店によって呼び方が異なり、同じ家具がサイドボードとも、キャビネットとも、リビングボードとも表記されることがあります。
サイドボードの選び方で大切なのは、
「どこに置いて、何を解決したいか」という視点です。
その視点が曖昧なまま選んでしまうと、収納はあるのに空間が整わない。
収納を増やしても、整わない——そんな悪循環に陥ってしまいます。
本記事では、約400余年の歴史を受け継ぐ大川家具の製造メーカー、 モーブルの視点から解説します。名称の整理から、サイドボードの奥行き・扉タイプ・配線設計まで、購入前に確認すべきポイントを、現場目線で分かりやすくまとめました。
サイドボードは、腰高以下の低め設計です。天板をディスプレイとして活用できるのが特徴で、北欧スタイルやジャパンディとの相性が良く、おしゃれな空間づくりの主役にもなります。
高さのバリエーションが広く、扉付きが主流。書類や日用品、家電など目的に応じて「隠したい物」をまとめる収納家具です。
テレビボードとデザインを揃えたり、壁面を構成したりと、リビング全体の空間デザインの一部を担う家具を指します。
家具は、"見た目サイズ"よりも"体感サイズ"で後悔します。購入前に次の5つをチェックしてください。
| 奥行き | サイズ感 | 特徴 |
|---|---|---|
| 30〜35cm | スリム | 通路横・カウンター下に最適 |
| 40〜45cm | 標準 | A4・大皿も収納可能 |
サイドボードを選ぶ際は、設置予定場所の奥行きを必ず測りましょう。
家具を置いたあと、通路幅が70cm前後確保できるかどうかが、動線の目安になります。開き扉の場合は、前方にスペースが必要です。
脚付きデザインは床面が見えるため部屋が広く見えます。
お掃除ロボット(ルンバ等)を通したい場合は、脚の高さが10cm以上の脚付きサイドボードを選びましょう。
| 扉タイプ | メリット | 向いている設置場所 |
|---|---|---|
引き戸
|
前方スペース不要 | ソファ後ろ・狭い場所 |
開き戸
|
幅広の物が収納できる | 前方にゆとりがある場所 |
ゲーム機やルーター、充電器を収納するなら、配線穴の有無は必須。背面構造によっては、壁コンセントを塞いでしまうケースもあります。
さらに、プリンターやWi-Fi、ゲーム機などの家電は、サイドボードに収納したまま使用するため、内部に配線経路が設けられているかどうかも極めて重要です。
家具選びは「裏面・内部」の構造まで確認するのがプロ視点です。
長く愛される家具には、理由があります。
突板(つきいた)や無垢材を贅沢に使用した家具は、プリント紙にはない天然木ならではの温もりと、経年変化による味わいを楽しめます。触れた瞬間に分かる"素材の差"は、日々の満足度に直結します。
また、流行に左右されないシンプルなデザインも長く選ばれる家具の一つです。ミニマルなデザインを選ぶことで、モノトーンスタイルや無機質インテリアなど、コーディネートしやすいメリットがあります。
さらに、意外と見落とされがちなのが「内部の仕上げ」です。引き出しを開けたときに見える内側の素材や塗装、つくり。そうした細部がどのように仕上げられているかは、良い家具を見極めるうえでの重要なポイントになります。
収納家具を選ぶとき、サイズより先に考えたいのが、「どの場所で、何に困っているか」です。
多くの方が感じているのは、実はとてもシンプルで、
サイドボード選びは、この矛盾をどう整えるか、に尽きます。
ここからは、リビング・ダイニング・キッチン、それぞれの場所で「どんな悩みが生まれやすいか」から考えてみましょう。
ダイニングは、食事の場所であると同時に、書き物をしたり、PCを開いたり、子どもが宿題をしたりと、“作業の拠点”になりやすい場所です。
その結果、陥りがちなのが、
という状態です。
ダイニング収納に必要なのは、
「完全に隠す収納」ではなく、
“すぐ使う物をまとめて、配線は隠せる収納”。
配線を隠せる収納を選ぶと、ルーターやプリンターは収納したまま使うことができます。
ソファダイニングにTVを置く場合は、テーブルの高さと距離に合わせてサイドボードを選ぶのが最適解です。
ダイニング全体を「作業+片付け」の拠点として整えやすくなります。
| ダイニングにおすすめのサイドボード:まとめ | ||
|---|---|---|
引き出し
|
内・外の配線穴
|
コンセント
|
関連記事:狭い部屋にリビング収納は置ける? | 失敗しない引き戸タイプ
キッチンで多いのは、
というケース。
特に一人暮らしや共働き世帯では、「食器棚を置くほどではないけど、しまう場所が足りない」という中途半端な状態になりやすい傾向があります。
キッチン収納で活躍するのは、小さめのサイドボード。
奥行き30cmのスリムタイプなら、動線を邪魔せず、キッチンカウンター下収納として使えます。よく使うグラスやカトラリー、生活用品だけを “ちょうどいい量”で収納できます。
さらに、奥行き40cmのサイドボードなら、大皿も収納できます。加えて、コンセント付きなら、電気ケトルやコーヒーポットなど、キッチン家電の電源もまとめやすく、作業効率も上がります。
| キッチンにおすすめのサイドボード:まとめ | ||
|---|---|---|
スリム
|
背面の配線整理
|
小さめ
|
リビングは、家族が一番長く過ごす場所。
など、「出しっぱなしになりやすい物」が自然と集まります。
リビング収納棚に求められるのは、“とりあえず入る”けれど、空間の質は下げない収納。
大小さまざまな物や本を受け止めながら、出し入れのしやすさも確保する必要があります。
扉やカゴでさっと隠せる“逃げ場”があると、生活感を簡単にリセットできます。
収納方法そのものには、カラーボックスやDIYなどさまざまな収納アイディアがあり、選択肢は多様です。
ただ、毎日目にするリビングだからこそ、“入る”だけでなく、【整って見える】こと。その違いが、空間の印象を大きく左右します。
| リビングにおすすめのサイドボード:まとめ | ||
|---|---|---|
扉付き・隠せる
|
大容量
|
インテリア性
|
モーブルのサイドボードを実際に購入されて「買って良かった」というお客様のお声はこちらです。
本当に買ってよかった家具です。
収納力はあるけれど、背が高くないのでお部屋の圧迫感はなく、自然に馴染んでくれます。
お値段に見合う高級感と上品さがあり、物をしまうチェストというより、インテリアとして存在してくれるサイドボードです。
高級感があり、モダンテイストの部屋にマッチしています。
プリンターも中に収納でき、コンセントがぐちゃぐちゃにならない設計なのが嬉しいです。
キッチンカウンター下に設置しました。
カウンターと天板の奥行きが同じで、スッキリとぴったり収まりました。
奥行きが深くなっているため、ホットプレートやカセットコンロなどの大きめの物もしっかり入ります。
悩みのある場所に、適した役割のサイドボードを選ぶ。それだけで、日々の小さな不便は自然と解消されていきます。
通常、家具は新生活の3〜4月が繁忙期ですが、サイドボードは6〜7月に動きが増える傾向があります。一通り家具を揃えたあとで、「収納が足りない」「空間を整えたい」と感じて選ばれることが多いからです。
サイドボードは、「どこで使うか」(リビング、ダイニング、キッチン)から選ぶと失敗しにくい家具です。
※(約)サイズについては、商品ページをご確認ください。
| モデル | ※(約)サイズ | 扉タイプ | 特徴 |
|---|---|---|---|
| サイドボード アゲロ / AGUERO | 奥行40cm × 高さ70cm |
引き戸 ・リモコン透過 |
ジャパンディ 省スペース |
| サイドボード ストレージ / STORAGE | 奥行42cm × 高さ75cm |
引き戸 ・リモコン透過 |
壁掛けテレビ対応 プリンター収納 |
| サイドボード リスボン / LISBON | 奥行43cm × 高さ80cm |
ガラス扉 リモコン透過 |
魅せる収納 |
| サイドボード イット / it | 奥行40cm × 高さ80cm 天板奥行き28cm |
天板コンセント付 | カウンター下収納 小さめ |
| サイドボード シーン / SCENE | 奥行30cm × 高さ80cm |
最薄 | カウンター下収納 通路側・寝室 |
サイドボードの幅は、幅100cm・幅120cm・幅150cm・幅180cm・幅200cm、と商品によってさまざまです。お部屋に搬入できるサイズを選びましょう。
大川家具メーカーであるモーブルが、今、本当に「選ばれている」モデルを紹介します。
引き戸設計で省スペース。
今注目の「北欧×和」のジャパンディスタイル。
高さ70cmという低めの設計とオーク無垢材の格子が、空間に圧倒的な開放感を与えます。
高さ75cm・引き戸設計で省スペース。ロングセラー
「とにかく片付けたい」を叶える大容量モデル。テレビ台としても使えるハイタイプのサイドボードで、寝室の収納としても人気です。オプション品をセットすることで、壁掛けテレビのようなスタイルも楽しめます。
ガラス扉が美しいリビングボード。
ガラス扉と大理石調天板を採用し、美しいディスプレイと収納を両立した人気のサイドボード。
大量生産・低価格路線とは、設計思想が異なります。
福岡県大川市で創業40年。約400年の歴史を持つ大川家具の産地で、モーブルは製造からアフターフォローまでを一貫して自社で手がけています。購入後3年間の保証も、この一貫体制があるからこそ実現できるものです。
こだわりは、外から見えない部分にも及びます。使用する木材の選定から、加工・組み立て・内部の仕上げに至るまで、職人の手が丁寧に関わっています。引き出しを開けたときに目に入る内側の素材や塗装、手が触れるたびに感じる、無垢材ならではの温もりと質感。
日常の中で何気なく触れた瞬間に上質さを実感できる設計です。
素材はホルムアルデヒド発散量が最も少ないF☆☆☆☆ランク使用。家族の健康にも長期間、安心して使える家具です。
サイドボード・キャビネット・リビングボード—— どれを選ぶにしても、大切なのは「暮らしとの相性」です。
サイドボードは、単なる収納家具ではありません。置く場所の悩みを解決し、暮らしの流れを整える家具。
一度迎え入れると10年、20年と暮らしを共にするものだからこそ、どんな生活動線を描きたいかで選ぶこと。それが、後悔しないサイドボード選びの基準です。