マットレスの通気性を比較|ライトウェーブ・ウレタン・コイルの違い
「夏になると背中が蒸れて眠れない」「朝起きたらマットレスが湿っている」——そんな悩みを抱えている方は少なくありません。実は、マットレスの寝心地に大きく影響するのが通気性です。
素材によって通気性は大きく異なり、選び方を間違えると蒸れや湿気、カビ・ダニの発生につながることもあります。この記事では、ライトウェーブ・ウレタン・コイルそれぞれの通気性の違いを徹底比較します。
人は睡眠中に約200〜500mlの汗をかくといわれています。この汗がマットレスにこもると、湿度が上がって寝苦しくなるだけでなく、カビやダニの発生原因にもなります。
通気性の高いマットレスは、この湿気を素早く外に逃がすことができるため、寝床内の温度・湿度を快適に保ちやすくなります。特に蒸し暑い日本の夏には、マットレスの通気性が睡眠の質を大きく左右します。
ライトウェーブは素材の90%以上が空気層で構成されています。繊維が立体的に絡み合った構造の無数のすき間を通して、熱や湿気が常に外へ逃げていきます。さらにポリエチレン樹脂は撥水性が高く、汗を素材内に吸い込まないため、長時間寝ていても湿気がこもりにくいのが特徴です。
ウレタンフォームは独立した気泡構造のため、空気の通り道が少なくなりがちです。高反発ウレタンはオープンセル構造を採用しているものが多く、低反発ウレタンよりは通気性が改善されていますが、ライトウェーブと比べると大きく劣ります。素材自体が汗を吸収しやすいため、長期間使用すると湿気がたまりやすく、カビやダニの温床になりやすいのが弱点です。
コイル自体は金属のため、スプリング部分は通気性があります。しかし実際のコイルマットレスはコイルの周りに不織布やウレタンが巻かれており、表面のキルティング層にも綿やウレタンが使われています。これらの素材が湿気を吸収しやすく、内部の湿気がこもりやすくなります。また構造上、中材を取り出して洗うことができないため、一度湿気がたまるとケアが難しいのが難点です。
| 比較項目 | ライトウェーブ | 高反発ウレタン | コイル |
|---|---|---|---|
| 通気性 | ◎ 圧倒的に蒸れにくい | △ ややこもりやすい | 〇 一定の通気性あり |
| 湿気の逃げやすさ | ◎ 常時排湿 | △ こもりやすい | 〇 表面のみ |
| カビの発生しにくさ | ◎ 非常に発生しにくい | △ 発生しやすい | △ 内部に発生しやすい |
| ダニの発生しにくさ | ◎ 発生しにくい | △ 発生しやすい | △ 発生しやすい |
| 水洗い | ◎ 中材まで丸洗い可 | × 不可 | × 不可 |
| 夏の快適さ | ◎ 涼しい | △ 蒸れやすい | 〇 やや快適 |
| 冬の快適さ | ◎ 空気層で保温 | ◎ 保温性高い | 〇 ある程度暖かい |
マットレス内に湿気がたまると、カビが発生しやすくなります。カビはアレルギーや喘息の原因にもなるため、特に子どもや高齢者がいるご家庭では注意が必要です。フローリングに直置きしているマットレスは特にカビが発生しやすく、知らないうちにマットレスの裏面がカビだらけになっていたというケースも少なくありません。
高温多湿な環境はダニにとって最適な繁殖環境です。ウレタンやコイルマットレスは湿気がこもりやすく、ダニのエサとなる人のフケや皮脂も蓄積されやすいため、ダニアレルギーが気になる方には特に注意が必要です。
通気性が低いマットレスは、就寝中に背中が蒸れて不快感が増します。深部体温が下がりにくくなり、寝つきが悪くなったり、途中で目が覚めたりする原因にもなります。
ウレタンやコイルマットレスの通気性を補う方法として、以下のような工夫がよく行われます。
これらの工夫はある程度効果がありますが、素材自体の通気性の低さを根本的に解決することはできません。お手入れの手間が増えるというデメリットもあります。通気性の問題を根本から解決したい場合は、素材選びの段階から通気性の高いライトウェーブを選ぶのが最も効果的です。
「通気性が高いと冬は寒くないの?」という疑問を持つ方もいるかもしれません。ライトウェーブは90%以上が空気層のため、空気の層が断熱材のような役割を果たし、冬は体温を逃がしにくく保温性にも優れています。一年を通して快適な睡眠環境を実現できるのがライトウェーブの大きな魅力です。
アスリートマックスの詳細はこちらマットレスの通気性は、素材の構造によって大きく異なります。ウレタンは柔らかな寝心地が魅力ですが通気性に課題があり、コイルは一定の通気性はあるものの内部のケアが難しいという弱点があります。ライトウェーブは90%以上が空気層という構造から、圧倒的な通気性と保湿性を両立しており、夏も冬も快適に使い続けられます。